汗牛充棟.ブログ

人類が創造した本という素晴らしきもののうち、私が接したのは、その内の限りなく少ないものですが、その片鱗でも素晴らしさを伝えたいと思っております。どうぞお付き合い下さいませ。
[Show all]
人類が創造した本という素晴らしきもののうち、私が接したのは、その内の限りなく少ないものですが、その片鱗でも素晴らしさを伝えたいと思っております。

どうぞお付き合い下さいませ。

自身がその宗教にぞっこんになっても他人がその宗教にぞっこんになるかどうかは保証のしようなし…何故? (親鸞とユダヤ.キリスト) 




こんにちは。

宗教に入信して、その宗教を徹底的に学んだり、その宗教に人を勧誘する生活に様変わりするようになるということは、その宗教にもの凄いぞっこんになる魅力が、かんじれたのでしょう。

それはその人にとって、であって、万人にとってではないことは心に留保しておかなくてはならないでしょう。

誰にとっても、ぞっこんになるわけではないのです。

それは趣味と一緒なのです。

その人にとって良いと思われるものであっても、他の人がそう感じるかどうかは保証の限りではないことは覚えておかなくてはならないことでしょう。

浄土真宗の住職まで務めたことのある大峯顕氏は、自身の著書の中で以下の様に書いています。

「臨終に念仏して阿弥陀仏の來迎を望んでいる人は、まだ阿弥陀仏の絶大な力を本当に信じていない。念仏をしているけど、念仏する自分の力をどこか信じている。だからこれは、「他力の中の自力」であって自力をすっかり捨てた純粋無雑の他力、絶対他力の立場ではない。臨終の人が阿弥陀仏から引いた5色の糸を自分の手にしっかりと握らねばならないというところに自力の痕跡があるのです。まさしく、自力の念仏ゆえに、臨終念仏の人と浄土との間には、どうしても超えられない一線がのこらざるを得ない。つまり人間の自力が浄土を遠ざけている。」

このような文章を書くということは、親鸞に、そして浄土真宗にかなりぞっこんになったのでしょう。

最後の「つまり人間の自力が浄土を遠ざけている。」という文章はかなりぞっこんだったのが伺えます。

この宗教は自力を廃して、他力になることを基本としています。

つまり阿弥陀仏に依拠せよということです。


145ef8ec.jpg


しかし、自力に依存しなければ、打開できない場面も往々にして人生では出てくるものです。

それを他力だけに依存せよとは、かなりこの宗教にぞっこんなのがわかります。

宗教は、その開祖が自身の価値観でもって、既存の観念から取捨選択して、自身の哲学を構築したモノであって、必ずしも万人の哲学と合致するものではないはずです。

ゆえに、自身で良かれと思うことに関しては、他から取り入れるなり、その宗教が自分にとって要らないと思われる部分があるのであれば、受け入れる必要はないでしょう。

それなのに、自力への徹底的な排除をここまでするとは…と思わざるを得ないのです。

それは、親鸞の宗教だけでなく、日蓮や道元、栄西といったいろんな宗教でも事情は一緒なのです。

こういった宗教は、かなりの広がりを見せて、日本国内はもとより、海外にまで広まっている。

だからこそ、全部無批判で受け入れるべきだ、というようなことを、それぞれの宗教信者に言われたことがあります。

確かに、そういう面は否定できないです。

偉大さがあったればこそ、そういう世界的な広がりを見せる結果になったのでしょう。





しかし、どの宗教でも「この宗教は誰にでも受け入れられるはず」という根拠のない理論が前提にあるからこそ、無理やり勧誘してそれが法的な事件にまで発展してきたのでしょう。

そういう例は枚挙に暇がないです。

私が先に書いたような前提に立っていれば、そんな事件は起こらないはずなのです。

それが信じれない人は、自分の趣味を考えてみればいいでしょう。

自身が「これは最高だ。誰もが感動するに違いない!」という自信で、人に勧めても全然スンとも反応してくれない…そんな経験はないでしょうか?

ゆえに宗教も一緒なのです。

その宗教にぞっこんになるのは結構。

しかし、その宗教に誰もが万般の信頼を寄せるかどうかは保証のしようがないのです。

それを理解しましょう。

しかし、私は、親鸞(下写真)および浄土真宗の研究をするうちに、その偉大さに感服しました。







しかし、現代は中世や近世の昔のように、思想の依拠する対象が宗教だけの時代ではないのです。

ゆえに、これだけに依拠するのは間違いでしょう。

他の媒体、最も卑近なものは本ですね。

これを多数読めば、いくらでも人生に大事な指針は得れるのです。

ゆえに万般の信頼を宗教だけに望むのは間違いでしょう?

親鸞が、衆生にわけいって念仏の素晴らしさや重要さを説いていったのは、そんな本などがまるでなかった時代だったからです。

紙自体がかなり貴重な時代だった故なのです。

しかし、今は腐るほど紙や本などはあるのです。

こういう社会背景を無視して、その宗教の素晴らしさだけを説いてもあまり説得力はないのです。

親鸞の広布によって、凡夫であっても阿弥陀仏に縋り、南無阿弥陀仏と唱えることで極楽浄土に往生できるという他力仏教が広まったのです。






これは非常に大事な観念だったのは間違いないです。

こういう理論を多くの民衆に教えなくてはならない、という使命感が親鸞の全身に襲ったのでしょう。

当時の階級社会において、このような平等主義、無教団主義を唱えたことは当時の仏教界においては一大転機だったのです。

「阿弥陀如来のもとに、人はすべて平等である」と明言した、この哲学は一大転機だったのは間違いないでしょう。

こういう哲学が多くの人に受け入れられたこそ、「真宗王国」とまで名付けられた地域一帯を形成するまでになったのですし、今や浄土真宗は日本で一番信者の多い宗教団体になったのです。

しかし、その宗教の思想を形成するには、違う媒体からも助けを借りなくてはできた話しではないのです。

感想文を書くにしても、他の本以外の本を読んでおくことで、読まないよりも容易さが増すのと一緒です。

では親鸞はどんな媒体を得ることで、こういう哲学を形成したのでしょう?

親鸞は非常な読書家でいろんな媒体書を読んでいたのです。

そのむさぼるように読む姿勢が、のちの時代への影響を大きくしていったことは間違いないのです。

それはキリストで有名な聖書だったのです。

これが彼の哲学形成に寄与したのです。

驚きでしょう?

阿弥陀仏の前ではみな平等…こういう思想からしてキリスト教を想起させるに充分ですよね?

それは世尊布施論という名で、西本願寺に保管してあるのです。

その親鸞の現代意義や特異性も極めて深く吟味して、いかように後世に影響を与えたかまで詳らかに詳説してある電子書籍.ペーパーバックが以下です!(※ペーパーバックとは、注文が入った後に、印刷.製本されて発注者のお家に配達されるシステム本の事です!電子書籍850円、ペーパーバック1738円で提供中です!)


●お勧めです!


⇒親鸞を貫くユダヤ.キリスト性




今回はこれにて失礼いたします。

ありがとうございました!



f8c51124



親鸞とユダヤ.キリスト ホーム
name
email
url
comment

NEW ENTRIES

宗教の本質を認識すべし。宗教には変革の内容が含まれている。だからと言って無批判になるべからず? (親鸞とユダヤキリスト) (11.04)
親鸞の宗教ですらも無非難で良いわけはなし?他の要素のつけたしの重要性を認識すべし? (親鸞とユダヤ.キリスト)(11.03)
幸福の科学主催の『影を売る女』を観て現代社会を熟考する?(11.01)
空海と親鸞、ともに景教を学び、それを社会に流布した。しかし、親鸞は慈善事業にまで手を伸ばさなかった。だから空海は偉大で親鸞は偉大でない…それは短絡的です? (親鸞とユダヤ.キリスト)(10.25)
空海のみならず親鸞も景教を学び教義に盛り込んだ?それが悪人正機説に繋がった? (親鸞とユダヤ.キリスト)(10.24)
・純粋培養された宗教などこの世に1つもない?空海も親鸞も景教(東方ネストリウス派)を学んでいた?(親鸞とユダヤ.キリスト)(10.21)
キリスト教会で教えられる罪の内容は、親鸞のここまで引き継がれたか、と驚愕? (親鸞とユダヤ.キリスト) (10.19)
偉大なる宗教祖はどちらか一方だけを採択するのではなく中庸を貫く? (親鸞とユダヤ.キリスト)(10.17)
親鸞の人間への認識は肯定であり否定の両側面を有したものだった? (親鸞とユダヤ.キリスト)(10.15)
浄土真宗から出た芸術の高尚性とは?開祖に無批判でいると芸術は生まれなかった? (親鸞とユダヤ.キリスト)(10.09)

RECENT COMMENTS

ARCHIVES

TAGS

AEROSMITH Give Take and あの世 お湯 してはならないこと すべきこと すりおろし野菜 その他 アダムとイブ アダムグラント アプローチ法 アメリカ人 ウィリアム.ジェイムズ ウェーバー ウォルフレン エートス エデンの園 カリスマ キリスト キリスト教 キリスト寺 ギバー精神 サプリ サラリーマン サンドウィッチマン シャンプー スべきでない事項 セールスレターの陥穽 タコつぼ タンパク質 ダイエット チャップアップ ドラゴンハート ネストリウス派 ノコギリヤシサプリ バベルの塔 バランスの重要性 パウロ パワースポット パン ファン フィンジア プラトン プロテスタンティズム プロテスタンティズム精神 ボランティア精神 ポリピュア ポリピュアEX マックス.ウェーバー マッサージ メカニズム メタボ メタボ克服の重要性 メリット リーキーアテンション リーダーの資質 リソースフル人間 ロバート.キヨサキ 阿弥陀信仰 阿弥陀如来 阿弥陀仏 悪人 悪人正機説 伊藤忠兵衛 意義 畏敬 遺伝 育毛 育毛の達人式 育毛サプリ 育毛サロン 育毛シャンプー 育毛剤 育毛剤使用 育毛作用 育毛阻害成分 一般職 一般人 運慶快慶 影を売る女 映画 英語 加持祈祷 加藤秀俊 科学 回向 回復 開発 外山滋比古 格差社会 革新 学界 学業 学舎 学舎適正 学者 学者の資質 学者の対人関係 学者生活 学習論 学費 学問 学問の効用 学問の必要性 学問論 鎌倉時代 鎌倉仏教 完璧 環境 簡便な食事 観音菩薩 丸山真男 丸山眞男 基督 基督教 奇跡 帰依 救済 京都日蓮宗 教育 教義 教行信証 教授 教授の生態 極楽 極楽浄土 近江商人 空海 群衆変化 啓蒙 景戒 景教 景教理念 経営 経営者 経文 芸術 芸人 健康食品 健康法 兼学 研究 研究者としての姿 顕正会 原罪 原理主義 現代 現代社会 現代人 現代政治 五木寛之 功徳 効果 効能の真偽 効用とマイナス点 宏洋 巷のシャンプーの危険性 幸運 幸福の科学 広隆寺 江戸時代 行動 酵素 高校学習法 国政選挙 佐伯啓思 妻帯 罪 罪悪 罪悪概念 罪概念 堺屋太一 桜井邦朋 雑種 三途の川 使用法 市民 思考法 思想 思想家 支持理由 脂の除去 資質 資本主義 資本主義の精神 資本主義精神 事実を受け止めること 慈善事業 持論 時代背景 自然科学 自利利他 自力 自力本願 実学 実在 実社会 社会科学 社会学 社会学の性質 社会主義 社会変動 社長 若月謙司 受験生 宗教 宗教の効用 宗教教育 宗教心 宗教対象 宗教団体 宗祖 衆愚制 宿縁 奨学金 奨学金破産 松下幸之助 常識 情報 情報の満遍性 情報商材 情報摂取 情報論 浄土教 浄土信仰 浄土真宗 食べたらやばい食べ物 食べるもの 食べ物 食事内容 食生活上の注意 信仰心 信心 信憑性 真言宗 真宗 真宗王国 神懸かり 神仏の加護 神様 秦河勝 親鸞 親鸞思想 人間性 水子 水摂取の重要性 世相 政治学 生涯学習 生活習慣 生態 聖書 聖徳太子 製品の広告文句に注意 西本願寺 説法 先祖供養 専門 専門性 専門分化 浅井昭衛 選択 選民主義 創価 創価学会 創造性 創造力 総合性 他力 他力本願 多元的 多面的なアプローチ 太子堂 太陽の法 打開策 大学 大学の意義 大学革命 大学学習法 大学教授 大学進学 大学生 大学入試 大学不要 大乗仏教 大川隆法 大日如来 大仏 大峯顕 脱毛 炭水化物 知恵 知識人 知的生産 知的生産の方法 地獄 中国浄土教 中道性 著作家 著作家の資質 著者の魅力 著者選び 長谷川奈央 適在適所 哲学者 天台宗 田口ランディ 湯シャン 当為 糖化 糖質制限 藤田紘一郎 藤田絋一郎 独自性 読書 曇鸞 内容の難易度 南無阿弥陀仏 難解 難解文 肉食 日顕 日本人 日本仏教 日本霊異記 日蓮 日蓮宗 日蓮正宗 念仏 念佛 梅棹忠夫 白米 薄毛 発想 非僧非俗 美脚 美脚創造 必要性 布教 仏教 仏国土 文系大学 文字嫌い 文章 文明の生態史観 平等社会 変遷 勉強法 方法論 法華経 法主 本阿弥道悦 本尊 本多弘之 本田弘之 万全 万全な宗教 密教 夢のお告げ 夢告 無批判 有効性 融合 与える者こそ成功する 養成 頼りすぎの危険性 頼りすぎる危険性 理想像 理論 凌駕 良き社会 輪廻転生 歴史を学ぶ意義 恋愛関係 蓮如 論文書き方 屁理屈 瞑想 閻魔大王