1つのものに縋るのではなく多岐にわたってアンテナを広げれば解決策は向こうからやってくる?! (加藤秀俊)
こんにちは。
学者、なかでも好奇心豊かで、いろんな分野のものをむさぼり読んでいる学者は、いろんなものを相対的にみる脳があるようです。
ゆえに、相対する考えの人がいても、その両方の言い分をまんべんなく読むなり、聞くなりしていくゆえに、どちらの味方にもならないのが普通であるようです。
故.加藤秀俊氏は、社会学者という肩書ながら、宗教や言語や教育などに幅広くものを修めてきたがゆえに、氏の書いた本をランダムにピックアップして読んでも、必ずヒントに繋がる見解の深さを感じたものです。
そういう本でこそ、いつまでも棚にストックしておきたくなりますよね?
そういう気宇のふくよかさはなかなか他の学者にはないものです。
こと宗教についても、氏は言及していましたが、特に特定の宗教には与していなかったようです。
いろんな仏教の分派が鎌倉時代にできましたが、それぞれの分派の立場について書いた本を加藤氏(下写真)は読んできたのでしょう。
それゆえに、与しなかったのでしょう。
ある分派は自力本願、ある分派は他力本願、ある分派は釈迦の立場を取り戻すために、ある分派はもっと庶民寄り目指して自分の派を設立したのです。
それぞれ、自分の価値観を全面に出して設立したがゆえに、ある人がその価値観に同情が寄せれなかったらその分派には入信しないでしょう。
その宗派に同情しなくても、それはそれで仕方ないのです、その人とは価値観が違うし、好みも違うのだから。
また、その宗祖の書いた書物を読んで共感が寄せれなかったら、この場合も入信できないでしょう。
私も、いろんな宗教やいろんな仏教について書いた本を読んできましたが、どの宗教にも自主的に「入信したい!」と持ったことはなかったです。
一度、日蓮正宗の信徒団体だった創価学会に、知り合いから「この宗教こそ世界最高峰の宗教だ!」といわれたから入会したものの、講演や新聞で言われていることは毎回毎回同じ言葉の繰り返しなので、学ぶものがないと断定して、会合にもいかず、新聞の購読もやめにしました。

後悔はまったくないです。
それよりも、他のいろんな宗教について書いた本をいろいろ読んでいる方が全然有意義な時間が過ごせると思っていますし、この言葉に偽りはないです。
いろんな宗教について書かれた本をくまなくよんできましたが、やはりどの宗教も一長一短、それぞれにないものを持ち合わせているのです。
そして、それぞれ欠点を持ち合わせているのです。
ゆえに、「この宗教に入れば必ず幸せになれる!」などといって、入信を勧めるわけにはいかないのです(笑)
入会させて経文などを読ませ続けた。
それで何か月も経ったけれども、「全然精神的に幸せじゃないよ!」と言われたらどう対処すればいいのでしょうか?
それは信心が足りない、と言ってその人を責めるのでしょうか?
そんなことはできた話しではないのです。
精神的に幸せになれないのであれば、自身でいろんな本(宗教を含めた)を読むことで、打開策を見つけることができるのです。
精神的に悩んでいるのであれば、主に心理学などの科学の本を読んでみることで見つかることが多いのです。
しかし、他の宗教の本を読んで、それで見つけれたら、それはそれでよかったですね!といって万般の拍手を贈りたいです。
悩みの根源はどの人も千差万別、なのにこの宗教に入れば…などという万能薬など存在しないのは明白です。
そのように鎌倉時代の宗祖が言ったのは、当時は科学など発達していなかったがゆえに、また本などほとんどなかったがゆえに、そういう大言壮語を言うほかなかったし、自身の言葉の検証などする方法がなかったのです。
その時代背景を考えずに、「この宗教に入って祈りさえすれば…」などというのは、堕落の道への一直線です。
一切、辞めなくてはならないでしょう。
私は音楽を聴くのが好きですが、大好きなアーティストでも、全アルバムのどれもが傑作ということはないのです。
やはりどのアーティストでも、スランプは経験するわけですし、永年にわたってヒット続きなどということはあり得ないのです。
いくらファンでも全部のアルバムを傑作視しないのです。
そういう謹厳な思考でいるので、私はどの宗教にも与しないのです。
そういう1つの事柄にだけ依存するのではなく、いろんなものを多岐にわたって学び、それらから解決策を見つけることの方がいいのではないか?
1つのものだけに縋って方策が見つからなかったらどうすればいいのでしょうか?
ふたたびその宗教内で課されている経文を唱えたり、信者を獲得することによって幸せになるのでしょうか?
そんなことはないのです。
いろんなことをくまなく探し、試行錯誤して見つけようと努力して行動する。
それによって、神や仏といった人智を超えた存在が、その人の味方をして、ヒントになる情報をもたらしたり、奇跡を起こしてくれたりするのです。
私は宗教とはそういうものであると認識しているのです。
●そういった内容に興味を持った人には以下の電子書籍.ペーパーバックをお勧めします!(※ペーパーバックとは、注文が入ったらソフトカバーで印刷をして購入者の家に届けるシステム本のことです)
⇒加藤秀俊‐この社会学者を科学する
今回はこれにて終わります。
ありがとうございました。
失礼いたします。

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