大学において知的習得の方法論について講義すべし? (加藤秀俊)
こんにちは。
文系の大学では、理論を書くのがメインですから、それを記憶しておく、あるいは自身の理論を構築する、自身の主張や主義や考えを纏めておく…こういう一連の作業は、高校までのほぼ暗記だけの学習とは違いますから、その違いはもちろん、学習方法も違いますから、それについての講義をすべきではないか?
そんなことを考えてしまうものです。
いくつかの選択肢から選ぶ、あるいは単語を書く、ちょっとした文章を記述する、という高校までの学習とは違います。

それについては、やはり濫読をするのがいいと思います。
法学部の人は法学だけを、経済学部の人は経済だけを、史学部の人は歴史だけ学んでいけばいいというわけではないのですから、いろんな学問を学んでおくべきでしょう。
情報を得るにも、本をたくさん読んでおけば、ヒントになる情報、あるいは自身の専門に役立つ情報が他の学問から得れることが往々にしてありますから、その都度チェックをシャーペンなどでチェックを入れておくべきでしょう。
そして、読了後、それをノーとなり、ワードなりに書く込んでおくのがいいでしょう。
こういう一連の作業は一朝一夕には行きませんから、シーズンオフからしていおくべきでしょう。
それが年末の試験には役立つのみならず、自身の人生の糧になることに繋がるのですから、この時期からしておくのがいいでしょう。
そういうことを講義したシステムがない、あるいは学生自身が知ろうとしないことに違和感を覚えて、故.加藤秀俊氏(下写真)は『整理学』という本を上梓したのだそうです。
整理学とは妙なタイトルであると思いましたが、言わんとしていることは大学生や学者にとって有意義なことがたくさん書いてあるのがわかります。
しかし、高校までの学習とは違う、ということを知って、その具体的な方法論をいきなり分かれと言われても難しいのですから、やはり先人たちの経験論や方法論が詰まった本を読むことは必須でしょう。
そこで、勧めたいのはやはり渡部昇一の『知的生活の方法』、外山滋比古の『思考の整理学』ですね。
これらのような具体的な知的生産法を講義してくれたらいいのにと思わざるを得なかった、というのが正直なところでした。
これらは私の知的生活における古典的な良作です。
良作といえるのは、渡部、外山両氏とも、非常な佳作を生み出してきていたからですね。
そういった良作を生み出すためにはどうしたらいいのだろうかと思っている人には、それを真似したくなるのです。
その方法論を学べば、自分も良き本や論文を書ける、と意気込めるからですね。
私は、しょうもない論文を書いている人、抜き書きばかりで紙面を埋めている人、祖述だけで紙面を埋めている人の論文や本は興味がわかないので、読まないことにしているのです、そういうものを読んでいても得るものがなく時間がもったいないので。
しかし、渡部、外山両氏は佳作が多く学ぶものも多いので、やはりその知的生活には興味がわき、その知的生活を送る方法論は必然的に読みたくなるのです。
逆に、しょうもない論文を書いている人、抜き書きばかりで紙面を埋めている人、祖述だけで紙面を埋めている人が書いた知的生活の方法論など読んでも参考にならないのは必至です。
いや、そういう人の書いた知的生活の方法論の本などそもそもないでしょう。
私が敬愛していた故.加藤秀俊氏もついつい読み進めてしま本を量産してきましたから、その知的生活の方法を書いた本が読みたくなるのは必然でしょう。
そのたぐいの本を2〜3冊くらい出していましたが、いずれもモラル形成にまで及び非常に参考になるものでした。
その偉業はいつまでも讃えられる性質を持っていると思います。
参考までにどうぞ!
●今回の内容について興味を持った人で、加藤氏の知的生活の内容についても言及しているので、以下の電子書籍.ペーパーバックはおすすめです。(※ペーパーバックとは、注文が入ったらソフトカバーで印刷をして購入者の家に届けるシステム本のことです)
⇒加藤秀俊‐この社会学者を科学する
今回はこれにて終わります。
ありがとうございました。
失礼いたします。

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