汗牛充棟.ブログ

人類が創造した本という素晴らしきもののうち、私が接したのは、その内の限りなく少ないものですが、その片鱗でも素晴らしさを伝えたいと思っております。どうぞお付き合い下さいませ。
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人類が創造した本という素晴らしきもののうち、私が接したのは、その内の限りなく少ないものですが、その片鱗でも素晴らしさを伝えたいと思っております。

どうぞお付き合い下さいませ。

大川隆法 『人生の再建』

幸福の科学の総裁だった故.大川隆法氏による講演集です。

90年代初頭に行われたものです。

従来から大川氏は、人間の生命はこの世だけのものであり、死んだら土にかえるという唯物論には異を唱えていたものです。

それは、来世の存在を肯定して、それに対する知識を備えていれば、おのずと人の人生が変わってくるから、それを期待していたからなのか、あるいは実際に大川氏があの世といった場所へ行ける能力があったがゆえに、その描写を正確にしていたのかはわかりかねる。

しかし、根拠がどちらにせよ、その知識は脳内にあったほうがいいのは言うまでもないです。

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そちらについて、大川氏「人間が自然にもつべき考えである」としていて、この本でも書いているのです。

遠い昔に生きた開祖の言葉だけを引き合いに出すことだけを中心に講義している仏教系の宗教よりも、大川氏のように長いスパンをも視野に入れて講義しているほうが、スタンスとしては共鳴できます。

その例証は、女性なるものの魂の本質はこの世界を、そして家庭を調和させていくものであり、ここから社会の調和が始まっていくとしているこの講演の箇所です。

女性が、この使命を捨て去っていったときに、その国は下り坂を下っていくというのです。

男性と競おうとして、その使命を捨て去ってしまったときに、進化は遅れるというのです。

張り合ってキャリアウーマンとしてだけ頑張るといった姿勢ですね。

人類が、これまで転生の過程において、女性なるものの優美さとその素晴らしさと、調和の心、安らぎの心、美しさを培ってきた故としているのです。

そして男性は、家庭内においては模範的でなければならないというのです。

外だけでなく内においてもです。

男女が信じあい、調和した家庭を作る中で、そこに大きな光が出てくる。

それが「光の出城」というのだそうです。

これを作るのが夫婦の使命なのだというのです。

調和し真理を学び続ける中で。

それこそが、神の光にかなった生き方になるのです。

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その他、リーダーにならんとする人に課せられた要素として、礼、智、信、義、勇の5つを挙げています。

その内容については、この本を読んでいただきましょう。

いきなり、その5つを併せ持つ人はあまりいないでしょうから、残りの部分はこれから先埋めていく所存を持たなくてはならないでしょう。

そして、この世で生きていくうえで、困難にぶつかり、その際に、憎しみや恨みの思いは幸福な方角には向いていかない、と総裁はしているのです。

そういう心を持っていると、悪霊や動物霊が反応して、その人を良からぬ方向へ導くということを、総裁は生前によく言われていましたが、この講演では構造的にいうにとどめています。

その経験を教訓にしろ、ということです。

その経験を土台にして、前に向いて行動せよということですね。

こういった言葉は、ややもすれば読者の胸に刺さらずに通り過ぎ去られてしまいがちですが、これまで3150冊もの本を出してきた大川隆法氏の言葉ゆえにか真剣になって読み、チェックを入れてしまうのです。

また、これまで大川氏の本を読んで、その書いてきた言葉から神々しさを感じてきたものゆえにか、という疑問もわきます。

また近視眼的な言葉としてもとられがちですが、これは人類史を長く俯瞰して、研究してきた大川氏の言葉ゆえにということもあります。

こういった読者をひきつけるためには、日々の弛まぬ研鑽と研究と実践内容によって信頼を受けるのだなあと思います。

単なる市井人よりも、そちらのほうが集中して聞いてしまうのは言うまでもないです。

おのずとそういう気にさせてしまう威力を秘めた人間になれるように自分も努力していきたいと思っています。



●この本はお勧めです。


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